格安simiは多くが『定額制』の料金プランを採用しています。 前もって使う通信量（ギガ）を自分で決めて料金を払う、前払いのようなシステムです。個々のユーザーの使い方に合わせて通信量を選べるので、使わない人は料金が安くなります。 では、その決めている通信量 ギガを使い切ったらどうなるか？ 結論から申し上げますと、 遅くなる。【通信速度制限がかかる】 ギガを使い切ると、通信速度に制限がかかり、遅くなります。速度は会社によってちがいますが、128Kbps〜280Kbpsぐらいになります。 どのくらいかと言うと、LINEなどSNSは見れる。ウェブ観覧は画像の少ないページなら大丈夫。画像が多くなってくると時間がかかります。動画はほぼ見れないと言っていいでしょう。 全く使えなくなるわけではないので、ひとまず安心でしょうか。 しかし、ここまで遅いとちょっと困るという人もいるでしょう。 そのような人は、追加料金でギガを足して速度を元に戻すことができます。

もし、ギガを使いきってしまっても、追加料金でギガ（データー通信容量）を追加できます。会社によっては「追加チャージ」「容量追加」など様々な呼ばれ方をしていします。

データー追加料金

	容量[G]	音声通話付き
イオンモバイル	1	480円/回	-
LINEモバイル	0.5	500円/回	-
OCNモバイル	1	500円/回	-
BIGLOBEモバイル	0.1	300円/回	-
mineo	0.1	150円/回	-
exciteモバイル	1	580円	-
LIBMO	0.1	200円/回	-

追加できる最小容量を表示しています。大容量で追加すると安くなる会社もあります 料金は会社によってバラツキがあります。いずれにせよ、後から追加するのは割高なのは確かなので、頻繁にギガを追加している人は、料金プランをあげた方がいいでしょう。

最近では、ギガ容量を無駄に減らさないように、速度の切替ができるサービスがあります。各会社の公式アプリで簡単に操作できて「高速通信のギガを全く消費しない代わりに低速モード」にする機能です。

格安simの会社によって、「節約モード」「低速モード」と言われています。自分の使い方に合わせて、速度を選べるのでギガの消費を抑えることができます。 例えば、昼間は会社や学校にいるので連絡用（LINE）でしか使わない。という人は、昼間は節約モードにしておけば、無駄なギガも減らして節約できます。 速度切替ができる格安sim会社 イオンモバイル・OCNモバイル ・UQモバイル ・mineo（有料オプション）

特定アプリなどの限定した接続に限ってギガが減らずに通信できるサービスを『ゼロレーティング』サービスと言います。条件付きといは使い放題になるのなるでユーザーにとっては嬉しいサービスです。会社やサービス内容によって料金が違うオプション扱いになっています。

格安simのゼロレーティングサービス

LINEモバイル	LINEフリー	0円
LINEモバイル	SNSデータフリー	280円/月
LINEモバイル	SNS音楽データフリー	480円/月
OCNモバイル	ミュージックカウントフリー	0円
BIGLOBEモバイル	エンタメフリー	480円/月
BIGLOBEモバイル	エンタメフリー	480円/月
mineo	パケット放題	350円/月

内容は会社によって違います。又、速度も遅くなっているものがほとんどで、全く速度変わらずに使い放題というわけではありません。それでもギガを消費せずに使えるので気分的にも良いと思います。

UQモバイルとY!モバイルは、プラン変更で通信制限中の速度を1Mbpsにアップすると発表しました。 ギガを使い切っても速度は1Mぐらいは出るようになったのです！！

ギガを使いきって速度制限でも１M出る料金プラン

	容量[G]	料金プラン
UQモバイル	10	2,980円
Y!モバイル	10	3,680円
Y!モバイル	14	4,680円

最大1Mなので常に1Mpbsの速度が出るわけではありませんが（たぶん昼休みなど混雑時は出ないでしょう）それでも、1Mpbs出れば動画も標準画質でストレスなく見れる速さです。時間帯によっては「使い放題」感覚で使えるますね。